海外事例
フランス
パリの街は芸術建築や芸術作品と同居する緑の壁で覆われています。
フランスの事例:パトリック・ブランの壁
パトリック・ブランは、芸術家であるとともに、国立科学研究所の植物学者です。
建物の壁に生きた植物を張り付けるだけでなく、そこにエコシステムを作り上げます。設置場所に合わせて植物を選定し、植物の生態に合わせて照明や水分補給等の環境を構築します。更に、その環境に適した生物が順応して完成となります。
ケ・ブランリ美術館:芸術建築や芸術作品に溶け込む壁面緑化
ケ・ブランリ美術館はパリ7区、セーヌ川のほとりにあります。
ガラス張りで色とりどりの建物を設計したのは、ジャン・ヌーヴェル。美術館周囲の庭園はランドスケープ・アーキテクトのジル・クレモン。そして、建物外壁の植物による「生きた壁」は、芸術家であり植物学者のパトリック・ブランの設計です。
パトリック・ブランの壁; | ||
熱帯を思わせる美術館周辺の庭園; | ||
ガラス張りで色とりどりの建物; |
壁面緑化とともに、緑溢れるフランスの街並み
家々の隙間まで、フランスの街は緑に覆われています。