海外事例

アメリカ

建物全体がエコ志向、グリーンビルディング構想がアメリカの屋上緑化の動向です。

ヒートアイランドの緩和等、屋上緑化の目的を果たしながら、大きな実験場となっているのがカリフォルニア科学アカデミーです。

また、ウォルト・ディズニーの妻リリアン・ディズニーが街中の文化・芸術としてロサンゼルスの人々に贈ったウォルト・ディズニー・コンサートホールを紹介します。

 

アメリカの事例:カリフォルニア科学アカデミーの屋上緑化実験

実験目的
・室内の温度を冬は暖かく、夏は涼しく保つ。
・外部からの騒音、外部への騒音を40デシベル減少させる。
・動植物の保護-樹種は、地域在来で、乾燥に耐える種を使用しています。
・建物に降った雨の98%を一時屋上の土壌層にキープする。-保水機能 約750㎡
・緑を啓蒙する。

 
主なメンテナンスは播種    
 
雨量、太陽光、風向、風速、気温、湿度等を測定    
 
ガラスの温室内はコスタリカのジャングルを再現    
 
太陽光発電パネルと共存する薄層緑化    

ウォルト・ディズニー・コンサートホール:街中の屋上緑化

ウォルト・ディズニー・コンサートホールは、ロサンゼルス・サウス・グランド通り111にあります。
ウォルト・ディズニーの妻であるリリアン・ディズニーが、ロザンゼルスの人々に文化・芸術を贈ることから建設が決定し、フランク・ゲーリーが設計しました。
庭園型の緑化も多く見られます。