メンテナンス

 メンテナンスマニュアルはこちらからダウンロードできます。   (PDF:約615KB 印刷用:内容はメンテナンス・維持管理注意事項と同じです)

健全な植生を維持させるためには、年間3回程度の定期的なメンテナンスが必要です。
確実なメンテナンスを実施するために専門業者とのメンテナンス契約をお勧めします

◆メンテナンスの契約金額については協会員各社へご相談ください。
◆メンテナンスに水を使用するので、屋上に必ず散水栓を設置してください。

 

維持管理作業 (メンテナンス契約を推奨)

 

灌水

除草

施肥

病害虫防除

時期

乾燥期

春・夏・秋

春・秋

夏・秋

内容

長期間(10日から2週間)降雨がない場合に灌水を推奨

雑草が種を落とす前に除去することが望ましい

遅効性肥料等の散布 施肥直後の散水を推奨

捕殺・薬剤散布による防除

3月    
4月
5月      
6月    
7月

猛暑時は日中の灌水は厳禁

8月      
9月  
10月
11月      
12月        
1月
2月
備考 環境条件により灌水量や灌水間隔等が異なります。 花がらは大量に残っていると病害が発生しやすくなるので、除去をお勧めします。 肥料の種類、用法等ににより年に1回でも可 薬剤の種類、用法等については協会員各社にご相談ください。
注1) 上記の実施時期は、関東〜関西の一般地を標準に設定したものですので、それ以外の地域の実施時期は多少変動いたします。さらに植栽地の環境条件によっては状況に応じた付加的なメンテナンスが必要となります。詳細は協会員各社にご相談ください。
注2) 当標準メンテナンスは現在の知見および経験をもとに作成されていますので、今後の実績や技術革新等により変更されることがあります。
メンテナンスの程度 セダムの状態
しない(ノーメンテナンス) やがて衰退(場合によっては消滅)
低管理(標準メンテナンス)

年間3回程度の低水準管理で緑化を維持しようとするもの。セダムは四季により変化しながら、徐々に環境に合った植生へと代わっていく*。セダムを用いた薄層屋上緑化工法の基本となるメンテナンス方法。

*特定の種類のセダムが繁茂または衰退したり、セダムの大きさや密度が変化すること。セダム以外の植物種が定着することもある。

高管理 芝生と同様に、灌水、除草、刈り込み、施肥等を計画的に行う高水準の管理方法。年間を通じセダムを一定の状態に保つことが要求される場合に実施するメンテナンス方法。